わたしは、昔、ライブハウスに出始めたころ、緊張してうまくギターを弾けなくなってしまうのが悩みでした。

緊張で手がガッチガチ。

左手のフィンガリングは思うように動かず、ピッキングもガチガチでうまく出来なくなったりして、ライブ中にミスしたりしてました。

そういったライブの後は、本当に嫌な気分になったものです。

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↑まさに、こんな気分でしたw

ただ、ライブも場数を踏むと、段々と慣れてきて緊張しなくなってきましたし、多少緊張しても手がうまく動かないということはなくなっていきました。

ですが、慣れるまでライブでうまく演奏できずに凹む経験をするものイヤなものですし、そもそも「慣れてくるほど頻繁にライブをするわけではない」、という方もいらっしゃると思います。

というわけで、ライブ、路上、人前などで演奏する時に、どうすれば緊張しなくなるのか考察したことがあるので、ちょっと書いてみたいと思います。

緊張してライブでミスしてしまい、悩んでいるといった方に、少しでも参考になればと思います。

※ちなみに、メンタル面のアプローチだけではどうしても改善が無理な方のために、最後に「ライブ・人前で緊張してしまうときの最終兵器」についても書いておきました。

自分を良く見せようとすればするほど緊張する

ライブで、自分のことを良く見せようとすれば、それは緊張しやすくなります。

「自分をよく見せたい」=「失敗を避けたい」

ということですから、失敗を避けたいということは、失敗をそれだけ恐れていることになります。

そうなると、失敗への恐怖が強まり、緊張しやすくなると考えられます。

ですから、あまり自分を良く見せようなどとは考えず、「ただ普通に弾くだけ」くらいに考えるといいかもしれません。

また例えば、ギター・ソロをアドリブで弾くなら、

「テクニカルなプレイをして、いいところを見せよう!」

と考えてライブにのぞむのではなく、

「ギター・ソロは簡単に弾けるのでいいや」

くらいにひとまず考えておいて、いざソロを弾く時に特に緊張してなくて、普通に手が動きそうだったらテクニカルなソロを弾く、という風にやってもいいと思います。

楽しめば緊張しない?

「ライブは、その場を楽しむようにすれば、緊張しても大丈夫だよ」

みたいなことを見聞きすることがあります。

わたしの経験から言うと、これは効果がある場合と、効果がない場合がありましたので、万能とは言えないと思っています。

いくら楽しくギターを弾こうと思っても、何故か緊張してしまい、結果的に手が動かなくなってしまったこともありました。

ただ、試してみる価値はあると思いますので、ライブ演奏を純粋に楽しんでみてみいいかもしれません。

「ミスしたっていい」と開きなおってみる

「ミスしたっていいじゃない、人間だもの(みつを)」

というわけで、ライブでミスしたからといって、死ぬわけでもないんだし、人間だからミスったって当たり前。

そう考えて、開き直ってしまうのも1つの考え方です。

よくよく見れば、スーパーギタリストだって演奏の途中でミスってたりするもんですけど、だからといってオーディエンス側はそれをいちいち気にしないものですよね。

別にミスったていいわけだし、ミスしたっていいって考えれば、いくぶん気が楽になるのではないでしょうか。

やっぱり慣れるのが一番の解決策

例えば、コンビニで買い物している時、

「なんか、この店員さんは、緊張している感じだな」

と思うことがないでしょうか?

それで名札のところを見てみると、「研修中」と書かれていたりすると。

このように、ライブや人前での演奏に限らず、慣れてなければコンビニのレジ打ちであっても緊張するのが人間です。

逆にコンビニのレジ打ちも、何回もやっていれば、そのうち慣れてきて緊張しなくなるものが普通なはずです。

要するに、慣れていなければ緊張するのが普通だし、慣れてくれば緊張しなくなるのも普通だと言えます。

というわけで、なんだかんだ言っても、ライブで緊張してうまく弾けないことの対策は、「慣れる」というのが、一番です。

ただ、「そんなに慣れるほど、しょっちゅうライブをやるわけではない」という人いると思います。

そんなに頻繁にライブをするわけではない人は、ジャズやブルースのセッションが出来るバーなどで演奏する、セッションイベントのようなものを活用する、友達に演奏を見てもらう、といったことをするといいかもしれません。

技術的に不安がある場合は、技術を向上させる

単純に技術的に不安があって、

「あのフレーズ、うまく弾けるか心配だわ~」

みたいになっている場合は、単純に技術を向上させる必要がありますね。

当たり前といえば当たり前なんですが、重要な点です。

うまく弾けるか自信がないというのは、精神的なプレッシャーになりますので、緊張につながります。

ですので、逆に言えば、ライブの時は、可能であれば難しいフレーズを簡単なフレーズに置き換えて、やり過ごす等も1つの手段です。

ちなみに、ライブ演奏と技術的な側面については、これで人前でも本当の実力でギターが弾ける ライブ、コンテスト、レコーディングで後悔しない (CD付き)という本が参考になると思います。

アマゾンでの評価が良かったので、どんな内容なのか気になり買ってみたのですが、良書でした。

かろやかな動きを心がける

緊張すると、大抵動きが固くなってガチガチになります。

つまり、緊張すると動きが固くなるわけなので、その対策として、逆に「かろやかな動き」を心がけると、よい結果が得られることもあるようです。

そのあたりの事については、「あがり」を克服する―ヴァイオリンを楽に弾きこなすためにという本に詳しく書いてありましたので、詳しく知りたい方は読んでみてはいかがでしょうか。

ヴァイオリンについての記述が多いですが、精神面や考え方などは、ギタリストでも参考になりますよ。
 

ライブ・人前で緊張してしまうときの最終兵器

ライブなど人前でギターを弾くときに、緊張してしまうときの最終兵器としては、心療内科や精神科で相談することです。

「ふぁ?心療内科とか精神科に相談しても、解決するの?カウンセリングで治せるほど軽い緊張じゃなんだよ、こっちは!」

と思うかもしれないですが、大丈夫です。

精神科といっても、カウンセリングだけしているわけではありませんから。

広告を貼っている関係で、ブログに書いてはいけないワードがあるらしいので、詳しく書けない部分があるのですが、とにかく緊張に悩んでいるなら、専門医に相談してみる価値は十分にあると思いますよ。

だって、「専門」医ですからね。

精神科というと、「うつ病とか、重い心の病気のときに相談する場所」だと思われるかもしれませんが、そうとは限りません。

人前で緊張してしまうことで悩んでいる人は多いですからね。

自分の緊張の具合がヒドイと思うのでしたら、精神科で相談することは決して恥ずかしいことでもありません。

お医者さんも商売としてやっている側面もある(特に開業医なら、なおさら)わけですので、相談に行くのは基本的にはウェルカムなはずですよ。

と言いますか、精神科が入っているクリニックのホームページを読むと、普通に「あがり症」とか書いてありますから、上で書いていることを試してダメなら、相談に行くのはアリだと思いますよ。